街の図鑑 −イタリア−
■サンジミヤーノ Sun Gimignano
中世のまま時が止まった街。貴族達が富の象徴として競って建てた塔が14本残っている。


■建ち並ぶ塔

最盛期には70を超す塔があったという。なぜこんな山の中に?と思うが、かつては交通の要衝として栄えたそうだ。
塔にはさしたる機能はなく、単に金持ちが競い合っただけらしい。
■街の入口

街を囲む城塞が今も残されている。こんな城塞がないと安全が確保できなかったヨーロッパのかつての社会というのは、日本人にはちょっと想像しにくい。
■目抜き通り

城塞の門から中に入る。自動車がない時代そのままの道が続く。少しカーブしていて先が見通せないのが、かえって期待感を抱かせる。
■中央広場

通りを抜けるとこじんまりした広場に出る。真ん中に井戸の跡がある。建物は非常に素朴で飾り気がないが、棟ごとに微妙に濃淡がある土色の壁が美しい。

■不整形な広場

同じ広場を塔の上から見下ろす。広場は三角形だが、建物との境界はきちっと定規で引いたような線ではなくて、手書きで描いたような歪んだ線になっていて、なんとも味わい深い。
■素朴な塔

とにかく石を積んで高くしただけ、というシンプルさ。鳥がたくさん巣を作っていた。
■街を見下ろす

歩いてきた目抜き通りを見下ろす。微妙に曲がる道がいかにも中世の街らしい。瓦屋根が美しい。

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