
| 街の図鑑 −イタリア− | |
| ■ベネチア Venezia | |
| 海洋国家として大発展をとげ、13世紀には北東イタリアの大半を支配した。街なかに水路が張り巡らされた独特の風景を見ようと、世界中から観光客が押し寄せる。 | |
| ■大運河は目抜き通り 街の中心部を貫通する大運河にはゴンドラや水上バスが行き交い、まさに目抜き通りの役割を果たしている。 地図で見ると運河はS字状のカーブを描いている。街のどこからもほぼ同じ距離でアクセスできるように計画した結果のように思える。 建物と運河の間には道路がなく、建物から直接運河に出られるようになっている。運河をメインの交通手段とすることを前提として、周到に街が作られている。この独創性が、世界にふたつとない街を生んだ。 |
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| ■華やかな水辺 広い水面がきらきらと光を反射するだけで、街が生き生きと見える。それに加えて周囲にはかつての栄華をしのばせるきらびやかな建物が並び、ゴンドラが行き交う。まばゆいばかりの都市景観である。 |
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| ■ランドマークとしての橋 堂々とした風格を見せるリアルト橋。周辺の建物と共通するデザイン要素を用いながら、街のかなめとして際立った存在感を放っている。 |
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| ■橋の上の雑踏 端正な橋の外観とは裏腹に、橋の上にはみやげ物屋がならぶ。一見意外な取り合わせだが、店を出すのに十分な面積と屋根があって、しかも人通りが多いのだから、店が集まるのも当然かもしれない。 |
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| ■迷路のような路地 市街地には車はまったく入れない。恐ろしく狭い路地が迷路のように入り組んでいる。住む人には不便かもしれないが、観光客にとっては、車にわずらわされずに迷路の中を歩き回れるのは新鮮で楽しい体験である。 などと考えつつ浮かれて歩いていたら、夜中に本当に迷子になった。どこを歩いているのかまったくわからなくなり、人けのない暗い道をずいぶん長い時間さまよった。恐ろしかった。 |
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| ■張り巡らされた水路 運河から分かれた水路もまた街を縦横に走っている。路地を歩いているとこのような水路を何度も横切る。街のどこにいても水がすぐそばにある。 |
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| ■大きな広場 サンマルコ広場はイタリアの広場の代表格のような存在。これだけ広い空間に舗装以外はほとんど何もない。日本でこれだけの大きさの舗装しかない空間を作っても、寒々として間の抜けたわびしい場所にしかならないと思うのだが、なぜここだとこんなに美しい広場になるのか。周りの建物ファサードのデザイン密度の濃さ、歴史の重み、常に人が絶えないこと、周囲の街の密度の高さとの対比。いろいろ考えられるが、いずれにしても奇跡のような場所である。 |
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| ■都市の大広間 広場の脇に建つ塔から見下ろす。ナポレオンはこの広場を「ヨーロッパで最も美しい大広間」と呼んだそうだが、確かに都市の大広間と言うにふさわしい。 |
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| ■海の玄関口 広場はL字型に曲がって、海に開けている。2つの円柱が海からの客を迎え入れるように建っていて、ここが海から街に入る玄関口であることを示している・・・と思うのだが、ガイドブックによるとこの2つの柱の間には死刑執行台が置かれていたというから、よくわからない。 |
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| ■海辺の賑わい1 桟橋が並び、多くの客船が停まっている。幅の広いプロムナード沿いにはホテルやレストランが建ち並び、大勢の人がのんびりと歩いている。 |
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| ■海辺の賑わい2 上の写真の場所を地上から見たところ。プロムナードはシンプルな作りで幅が広く、ゆったりしている。海風にあたりながら心地よく歩ける。なんでもないような場所だが、日本にこういう歩いて楽しい埠頭があるかと考えると、意外と少ないような気がする。客船ターミナルはやたら立派なのを作るけど、その周辺を含めて楽しい街になっていないことが多いのではないだろうか。 |
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| ■街の全景 この街も見事に街並みがそろっている。フィレンツェなどと比べると、壁の色にバラエティがあり、にぎやかな感じを受ける。 |
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