街の図鑑 −イタリア−
■ローマ Rome
紀元前の昔からヨーロッパ世界の中心だった街。いたるところに様々な時代の跡が残されている。


■にぎわう階段

スペイン階段にはなぜこんなに人が集まるのか。まず階段の形。末広がりで幅が広い。階段は途中から壁の両側を回り込むようになっていて、その上にはまた広場があるのが見え、いかにも上ってみたくなる。階段の上の教会も印象的(写真では改修中)。

■階段で楽しむ人たち

階段の勾配はわりと緩くて、座り込んだり、立ち止まったまま話し込んだり、思い思いに過ごすことができる。
■広場を見下ろす階段

階段からは、噴水のあるスペイン広場を見下ろすことができる。さらにその向こうには一直線の通りが遠くまで続いている。こうしたダイナミックな景観が人を呼び寄せるのだろう。

■親しみやすい広場

楕円形の形をしたナヴォナ広場。ここも大勢の人で賑わっている。3つの噴水が広場に華やいだ雰囲気をもたらしていることや、奥行きがあって堂々と見える一方で、幅はそれほどなくて親しみやすい空間スケールになっていることが、人が集まる理由だろうか。
■広場を彩る噴水

ナヴォナ広場の中央に置かれた噴水。上の写真に塔が見えるが、その基壇部がこの彫刻になっている。これより大きくても小さくても、広場の大きさと釣り合わない気がする。
■劇場のような泉

これも観光コースの定番、トレヴィの泉。建物の壁に接して作られた彫刻の間から、豊かな水が流れ落ちる。海の神を表した彫刻はいきいきとしていて、一幕の演劇を見ているようだ。
■生活の場としての広場

こじんまりとした広場で果物や野菜を売る人たち。生活に密着した広場も楽しい。
■美の広場

ミケランジェロの構想をもとに作られたカンピドリオ広場。独特の幾何学模様が美しい。でも、どことなくよそよそしく感じられるためか、広場でくつろぐ人は少ない。
■権威を示す広場

カトリックの総本山、ヴァティカンのサンピエトロ広場。この巨大な広場は、催時に多くの信者を収容するという機能的意味もさることながら、カトリックの権威を示す目的で作られたものだろう。人がくつろいだり談笑したりする広場ではない。
ノートルダム寺院のような都庁が作られた頃、都内のある場所で、これよりもさらに大きな広場が「賑わいの場」として計画された。冗談だろうと思った。巨大な広場と賑わいは両立しない。幸いにもその場所は、今ではお花畑になっている。
■神を感じる空間

いかにも神々しい光の演出。サンピエトロ寺院。
■すずかけの並木道

テヴェレ川沿いの並木道。すずかけの枝が川に向かってしなっていて、トンネルの中をくぐるようだ。
■世界の中心

2000年前に世界の中心だったかつてのローマ都心部、フォロ・ロマーノ。発掘作業が現在も続いている。歩いている人が小さく見える。
■静かな廃墟

芝生の間に白い花が点々と咲き、かつての建物の土台だけが残っている。のどかな風景。

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